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ObservableArray: reduce()

対象の ObservableArray先頭の要素から末尾の要素まで順に反復処理を行い、何らかの値1つを返します。

返値は与えられたコールバック関数の返値が使用されます。

info
  • 末尾から先頭への反復処理には reduceRight() 関数を使用します。

構文

observableArray.reduce(reducer, initialValue) => T

引数

  • reducer: (lastResultOrInitialValue, currentValue, currentIndex, targetArray) => T

    反復処理を行うコールバック関数です。reducer は以下の引数を持ちます:

    • lastResultOrInitialValue: T | U | ObservableObject

      直前の reducer の呼び出しの返値、または、初回の呼び出しにおいては引数 initValueの値です

      • 型変数 T は直前の reducer の呼び出しにおける返値の型です
      • 型変数 UinitialValue の型です
    • currentValue: ObservableObject

      反復処理の対象となっている要素です

    • currentIndex: number

      反復処理の対象となっている要素の添え字です

    • targetArray: ObservableArray

      反復処理の対象となっている ObservableArray 自身です

  • initialValue: U | ObservableObject

    反復処理の初期値です。指定されなかった場合、代わりに対象の ObservableArray の先頭要素が使用されます。また、その場合、反復処理は先頭要素の次の要素から行われます。

    • 型変数 U は与えられた引数 initialValue の型です
    note
    • initialValue が未指定なことと undefined であることは異なります。undefined を与えた場合は他の値を指定した場合と同様に、先頭要素から反復処理が行われ、reducer の初回の呼び出しには lastResultOrInitialValue として undefined が与えられます。

返値: T

最後に行われたコールバック関数 reducer の呼び出しの返値です。

解説

対象の ObservableArray の先頭の要素から末尾の要素まで順に反復処理を行い、何らかの値1つを返します。

返値は与えられたコールバック関数の返値が使用されます。