AlierTable: post()

対象のテーブルにレコードを追加します。

この関数は非同期関数です。

構文

alierTable.post({ column1 }) => Promise<object>
alierTable.post({ column1, column2, ..., columnN }) => Promise<object>

引数

単一の、以下のプロパティを持つオブジェクトです。

  • 対象のテーブルのカラム名: any

    追加するレコードの対応するカラムの値です。 プロパティ名はカラム名と完全に一致している必要があります。

    このプロパティの指定は任意です。指定がない場合、そのカラムの既定値が設定されます。 カラムに既定値が定義されていない場合、NULL が使用されます。

値の変換
  • レコードのカラム値は AlierDB.asValue() によって適切な形に変換されます。従って呼び出し側で文字列変換する必要はありません。

  • レコードのカラム名は AlierDB.asIdentifier() によって適切な形に変換されます。従って呼び出し側でエスケープを行う必要はありません。

    ただし、大文字を含む識別子は注意が必要です。 データベース側で引用符なしに定義されたテーブル名およびカラム名は、大文字小文字の区別なく(case-insensitive に)扱われますが、AlierDB が利用する DBConnector の既定の実装では、大文字を含む文字列を引用符で囲みます(例: tableName.columnName"tableName"."columnName" のように変換されます)。

返値: Promise<object>

実行結果 のオブジェクトです。

解説

対象のテーブルにレコードを追加します。

値の指定のないカラムが存在する場合、そのカラムに対しては既定値が設定されます。 カラムに既定値が定義されていない場合、NULL が使用されます。

使用例は実行例を参照してください。