AlierModel
モジュールパス: /alier_sys/AlierModel.js
概要
アプリケーションの構成要素をModelとViewの二つに分類します。Modelとはアプリのデータ生成や管理を行う機能を指します。データの保存や編集などの、アプリに必要なデータの管理を行います。Viewとは画面表示やユーザのインタラクションを受けとる機能です。Modelが持っているデータをユーザが閲覧できるように画面に表示します。
モデルインターフェースは、アプリケーション全体からModel機能にアクセスするための機能です。Modelのインターフェースと実装を分離することで、ViewはModelの実装を知ることなくModelを利用できます。
AlierModel
はデータ管理を行うModelを実装するためのクラスです。AlierModel
を継承することでモデルインターフェースから使用できるようになります。
AlierModel
は抽象クラスです。派生クラスを作成して使用してください。AlierModel
は Singleton
クラスの派生クラスです。そのため AlierModel
を継承するクラスはすべてシングルトンとなります。
AlierModel
の派生クラスは、モデルインターフェースを構成する部品です。setupModelInterface()
関数の引数にモデルインターフェース定義を渡してモデルインターフェースを構築します。このモデルインターフェース定義の中で AlierModel
派生クラスのクラス名を指定します。モデルインターフェースは Alier.Model
の下に構築され、グローバルなオブジェクトとしてアプリ全体から利用可能になります。このモデルインターフェースを介して AlierModel
の派生クラスの中身にアクセスできます。詳しくは SetupInterface
モジュールを参照してください。
class MyModel extends AlierModel {
constructor() {
super();
return this.initialize(() => {
this.#value = 42;
});
}
get value() {
return this.#value;
}
#value;
}